
【懐かしのミスターマジシャン商品】
絶版 海外マジック レクチャーノート 日本語訳
Hunter's Vitamin C by Rudy T. Hunter
ハンターズ・ヴァイタミンC by ルディ・T・ハンター
究極のビルinレモン
伝説のマジックショップ『ミスターマジシャン』の根本店長が、なんの用意もいらず借りたお札と果物で、すり替えもなく即興で演じられる「究極のビルinレモン」と宣伝していた幻の品、ハンターズ・ヴァイタミンCです。
以下は根本店長の説明をまとめたものです。
この奇術は、私が子供の項から解決したいと思ってた問題…すなわち、一切用意なしに「ビルinレモン」ができないか?という問題の解答です。
これまで多くの解決策が販売されて来ましたが、必ずしも喜んで演じられるものではありませんでした。
唯一の例外はレイ・グリスマーの「ライミー」で、これが最も実際的な解決策ではないかと思ってます。
私は今まで、せっかくの「ビルinレモン」が多くのパフォーマーが下手に演じて台なしにするのを見て来ました。
皆さんもこの奇術をそれなりに楽しくする手順を編み出された事でしょう。
私の望む理想は、演じるのに簡単で即席にでき、種とか仕掛けがなく、面倒くさい用意が要らず、それにも増して札がレモンの中へひとりで入り込んだと客に確信させられる事です。
この「ハンターズ・ヴァイタミンC」はこの条件を全て満たすものと思ってます。
この手順は、札のすり替えも、コーナーを破ることも、用意も一切必要ありません。
客より借りた札が消え、そのままレモンから出て来ます。
レモンに限らず、ライム、オレンジ等でも構いません。
そこにある果物のバスケットから客が選んだ果物より現す事ができます。
沢山のカード奇術を見せつけられた客には大変印象深いものとなるでしょう。
どうですか。
伝説の店がここまで推すネタ、買わないわけにいかないでしょ?
いや『ライミー』が気になると言うか、それが解決策なら当品は何?
あ、【この条件を全て満たすもの】か!
よくよく読めば、解決策とは言ってないのか
当品は、Rudy T. Hunterのレクチャーノート『Hunter's Vitamin C』の根本氏による翻訳です。
オリジナルは10$で販売されたレクチャーノートで現在は絶版。
現物は海外ebayにて35$で出品アリ。
検索すると、おそらく海賊DL販売サイトにて2〜3$で売られてるのが確認できます。
ミスターマジシャンでは当時2500〜3000円くらいだったでしょうか?
これを読んで、私は面倒な用意をするのが好きなんだな…と思い知らされましたが、ペンギンマジックの購入者レビューの評価では4つ星が付いてます(写真2)。
事前用意で楽を取るか、即興実演で頑張るかよりも、私には出現の仕方が予想と違った絵面なのが気になりました。
詳細はタネに関わるので割愛しますが、仕込み定番の忍者の巻物のような出現ではありません。
プロポーズのダイヤを渡すかのように…と言えば出し方は想像できるでしょうが、お札自体の出てくる姿は全く方向性が違います。
むしろ、このやり方の方がある意味では自然であり、ある見方をすればおかしい。
プロポーズハンドリングは、お札が中に入った状態から出てくるのをダイレクトに見せる事ができてます。
もちろん、仕込み版でもこの品のやり方よりも、より公明正大なハンドリングで出てくる所を見せられます。
ですが、小さく丸まってど真ん中に刺さって出てくるのは果たして正解なのか?
そう考えると、何かおかしいと感じる人も少なくなさそうですし、タネに気づく人も居そうで、本来は気にすべき問題点のはずですが…慣れって怖いですね。
当品の手法もまた、何かおかしいと感じる人も少なくなさそうで、タネに気づく人も居そうな気がします。
単に私は慣れ親しんだ方ゆえに有利に思うだけで、逆の見方もまた理解できてしまうのですが、そもそも一般の人からしたらどうなのか?
どちらにせよ、あり得ない事が起こったと取るのか?
どちらも、なんかむりやり押し込んだろ…って思うのか?
サインした紙片が本当に消失して、レモンのなかにテレポートしたと思ってくれる客は実際どのくらいなのか???
そんな基本的な事に立ち返って考えさせられたので、その意味では実に良い問題提起をしてくれるレクチャーだと思いますし、やり方を知ってれば即興でできるのは大きな武器だと思います。
OPPパックし、ゆうパケットポストminiにて発送します。
#手品
#マジック