14CD
ニコラウス・アーノンクール
『コンプリート・ベートーヴェン』
ベートーヴェン:
・交響曲全集全9曲
・ピアノ協奏曲全集全5曲
・三重協奏曲、ロンドWoO.6、
・合唱幻想曲
・ヴァイオリン協奏曲、ロマンス第1番&第2番、
・序曲集
・バレエ「プロメテウスの創造物」全曲、
・荘厳ミサ
ニコラウス・アーノンクール
エマール、
ツェートマイアー、
ハーゲン 他
ヨーロッパ室内管弦楽団
アーノンクールのベート-ヴェン:交響曲全集
色あせない興奮と啓発!
1990-91年デジタル・ライヴ。時代考証の成果とモダン楽器オーケストラの高度な機能とを融合させた稀有の名全集。ナチュラル・トランペットの閃光のような炸裂も素晴らしい、編成をタイトに絞り込んだオケの機敏なサウンドが快感で、これらの作品につきまとう事大主義的な側面を除去して躍動と興奮にみちたベートーヴェン像を描き尽くしたアーノンクールのアプローチと、その要求に敢然と応えたヨーロッパ室内管弦楽団のスゴ腕ぶりは、もう見事の一言に尽きます。時代考証を採用したベートーヴェン演奏は現在では珍しくないとはいえ、その高い成果と、なによりも聴き手を理屈抜きで鼓舞して止まないという点で、この全集はまったく鮮度を失っていません。
「音楽とは聴く人を開眼させたり、激しく揺り動したり、さらには驚かせたりするために」存在し、時代考証であれ何であれ、自分はそのために必要なものを取り入れているに過ぎない、というアーノンクール自身の言葉をものの見事に具現化した演奏と言えるでしょう。
エマール&アーノンクール/ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
ベートーヴェン:三重協奏曲、幻想合唱曲他ベートーヴェン:三重協奏曲、幻想合唱曲他
ワーナーから立て続けに話題作を発表しているピアニスト=エマールを軸とした1枚です。大きな話題となった「ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集」と同じくアーノンクール&ヨーロッパ室内管弦楽団との共演で、「三重協奏曲」では、ツェートマイアーとクレメンス・ハーゲン、「幻想合唱曲」ではアーノルト・シェーンベルク合唱団という豪華な顔ぶれです。ピアノ協奏曲第2番の異稿である「ロンド」を併録。
クレーメル、アーノンクール/ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
ベートーヴェン:
・ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
・ロマンス第1番ト長調Op.40
・ロマンス第2番ヘ長調Op.50
ギドン・クレーメル(vn)
ヨーロッパ室内管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)
アーノンクール/ベートーヴェン:序曲集
小編成モダン楽器オーケストラの俊敏な機動力を生かした注目盤。速くて素朴な時代楽器演奏とは一線を画したテンポ設定が実におもしろく、遅いテンポを採用したレオノーレ第1番やアテネの廃墟では、強い表情と壮大な造形美が印象的であり、一方、エグモントやコリオランでは期待通りの激しいアプローチを示してくれています。好評だった交響曲全集の続編として、好きな人には見逃せない好企画盤です。
ベートーヴェン:
・序曲『コリオラン』
・『プロメテウスの創造物』序曲
・『アテネの廃墟』序曲
・『フィデリオ』序曲
・『レオノーレ』序曲第1番
・『レオノーレ』序曲第2番
・『レオノーレ』序曲第3番
・『エグモント』序曲
アーノンクール/ベートーヴェン:バレエ音楽『プロメテウスの創造物』
ベートーヴェン:
・バレエ音楽『プロメテウスの創造物』Op.43全曲
ヨーロッパ室内管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)
録音:1993年
アーノンクール/ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス
1992年、ザルツブルク音楽祭でのライヴ録音です。
ベートーヴェン:
・ミサ・ソレムニス ニ長調Op.123
エヴァ・メイ(S)
マルヤーナ・リポヴシェク(A)
アントニー・ロルフ・ジョンソン(T)
ロベルト・ホル(Bs)
アルノルト・シェーンベルク合唱団
ヨーロッパ室内管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)
コンディション良好。
発送は、レターパックプラスを予定しています。
土曜、日曜日は発送作業ができませんこと、ご了承ください。