15CD
廃盤
モンセラート・カバリエ/
《オリジナル・ジャケット・コレクション》
・『ベッリーニ、ドニゼッティ:オペラ・アリア集』
・『サルスエラを歌う』
・『R・シュトラウス:歌曲リサイタル』
・『ヴェルディ:レアリティーズ』
・『ロッシーニ・レアリティーズ』
・『カバリエ&マルティ:サルスエラ、愛のデュエット集』
・『カバリエ & シャーリー・ヴァーレット:オペラ・デュエット集』
・『ドニゼッティ・レアリティーズ』
・『グレイト・オペラ・ヒロインズ』
・ベッリーニ:歌劇『ノルマ』全曲
・R.シュトラウス:歌劇『サロメ』全曲
ラインスドルフ(指揮)
カバリエのリサイタル・アルバムとオペラ全曲盤から、演奏・音質ともに良質な12のアルバムをまとめたオリジナル・ジャケット仕様のボックスセット。68ページ解説書付の完全限定盤。
スペインの生んだ大ソプラノ歌手、モンセラート・カバリエ(カバリェ)の芸風の特徴は、何といってもその陰影に富んだ美しい声と、完璧なコントロールによる品位の高い歌にあります。
特にソット・ヴォーチェの美しさは、彼女ならではの個性を反映しながらもきわめて高度な水準に達した見事なものとして世界的に高く評価されています。
カバリエの歌唱で特に人気のあるレパートリーはベルカント・オペラものですが、母国の生んだスペイン版オペレッタともいうべきサルスエラへの傾倒も注目されるところで、
豊かな情感をストレートに、しかも美声で歌い上げた曲の数々は、どれも一聴の価値ありと思わせる充実した内容となっています。
意外なところでは、リヒャルト・シュトラウスとの相性の良さもあります。
もともと甘い旋律が魅力となっている歌曲はもちろん、セットの最後に収められている『サロメ』も聴きごたえのある歌唱となっています。
カバリエはこのエキセントリックな少女役を、あくまで美しい声で歌い上げており、通常のイメージとは大きく異なりますが、
高音域の頻出するフィナーレでは、カバリエのサロメならではの独特の官能性が漂って何ともいえない魅力を放っているのが印象的です。
なお、Disc7のサルスエラ・アルバムでデュエットを聴かせるテノールは夫のベルナベ・マルティです。
Disc 1(原盤:LSC-2862)
ベッリーニ、ドニゼッティ:オペラ・アリア集
・ベッリーニ『ノルマ』より
・ベッリーニ『海賊』より
・ドニゼッティ『ロベルト・デヴリュー』より
・ドニゼッティ『ルクレツィア・ボルジア』より
・ドニゼッティ『マリア・ディ・ロアン』より
モンセラート・カバリエ(Sp)
オーケストラ
カルロ・フェリーチェ・チラーリオ(指揮)
録音:1965年8月 ロンドン、ウォルサムストウ・タウン・ホール
Disc 2(原盤:LSC-2894)
サルスエラを歌う
・『La Cancon del olvid: Marinela, Marinela』
・『El Rey que rabi: Mi to se figura』
・『Bohemios: No quiero que sepa que aqu vengo yo』
・『El Cabo primero: Yo quiero a un hombre』
・『Marina: Pensar en l』
・『Cuando Esta Tan Hondo』
・『El Nino judo: De Espana vengo』
・『La Rosa del Azafrn: No me duele que se vaya』
・『Don Gil de Alcal: Bendita cruz』
モンセラート・カバリエ(Sp)
オーケストラ
エウジェーニオ・マルコ(指揮)
録音:スペイン
Disc 3(原盤:LSC-2910)
グラナドスを歌う
・『愛の歌曲集』(全7曲)
・『トナディーリャス』より10曲
モンセラート・カバリエ(Sp)
オーケストラ
ラファエル・フェラール(指揮)
録音:1964年1月 スペイン
Disc 4(原盤:LSC-2956)
R・シュトラウス:歌曲リサイタル
・『君を愛す Op. 37-2』
・『憩え、我が魂 Op. 27-1』
・『私の心は迷う Op. 48-2』
・『たそがれの夢 Op. 29-1』
・『献呈 Op. 10-1』
・『二人の秘密ををなぜ隠すのか Op. 19-4』
・『子守唄 Op. 41-1』
・『私は恋を抱いて Op. 32-1』
・『親しき幻影 Op. 48-1』
・『悪天候 Op. 69-5』
・『明日に Op. 27-4』
・『解き放たれ Op. 39-4』
・『夜 Op. 10-3』
・『チェチーリエ Op. 27-2』
モンセラート・カバリエ(Sp)
ミゲル・ザネッティ(p)
録音:1964年12月 スペイン
Disc 5(原盤:LSC-2995)
ヴェルディ:レアリティーズ
・『一日だけの王様』より
・『十字軍のロンバルディア人』より
・『二人のフォスカリ』より
・『アルツィーラ』より
・『アッティラ』より
・『海賊』より
・『アルロド』より
モンセラート・カバリエ(Sp)
RCA イタリア・オペラ管弦楽団
アントン・グァダーニョ(指揮)
録音:1967年1月 ローマ、RCAイタリア・スタジオ
Disc 6(原盤:LSC-3015)
ロッシーニ・レアリティーズ
・『オテロ』より
・『アルミーダ』より
・『タンクレーディ』より
・『コリントの包囲』より
・『湖上の美人』より
・『スターバト・マーテル』より
モンセラート・カバリエ(Sp)
RCA イタリア・オペラ管弦楽団
カルロ・フェリーチェ・チラーリオ(指揮)
録音:1967年7月 ローマ、RCAイタリア・スタジオ
Disc 7(原盤:LSC-3039)
カバリエ&マルティ:サルスエラ、愛のデュエット集
・『El Casero: Buenos das』
・『La Generala: Mi dulce sueno de adolescente』
・『La Leyenda del beso: Amor, mi raza sabe conquistar』
・『Luisa Fernanda: Caballero del alto plumero』
・『La Dolores: !Dolores mia! ...! Aqu tu!』
・『El Do de la Africana: Comprende lo grave de mi situacin』
モンセラート・カバリエ(Sp)
ベルナベ・マルティ(T)
エウジェーニオ・マルコ(指揮)オーケストラ
録音:詳細不明
Disc 8(原盤:LSC-3135)
カバリエ & シャーリー・ヴァーレット:オペラ・デュエット集
・ベッリーニ『ノルマ』より
・ロッシーニ『セミラーミデ』より
・ドニゼッティ『アンア・ボレーナ』より
・オッフェンバック/『ホフマン物語』より
・ヴェルディ『アイーダ』より
・プッチーニ『蝶々夫人』より
・ポンキエルリ/『ジョコンダ』より
モンセラート・カバリエ(Sp)
シャーリー・ヴァーレット(Ms)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
アントン・グァダーニョ(指揮)
録音:1969年7月 ロンドン
Disc 9(原盤:LSC-3164)
ドニゼッティ・レアリティーズ
・ドニゼッティ『トルクァート・タッソー』より
・ドニゼッティ『ジェンマ・ディ・ヴェルジー』より
・ドニゼッティ『ベリザーリオ』より
・ドニゼッティ『パリジーナ・デステ』より
モンセラート・カバリエ(Sp)
ロンドン交響楽団
カルロ・フェリーチェ・チラーリオ(指揮)
録音:1969年9月 ロンドン、ウォルサムストウ・タウン・ホール
Disc 10(原盤:LSC-3209)
グレイト・オペラ・ヒロインズ
・ヴェルディ『オテロ』より
・ヴェルディ『仮面舞踏会』より
・ドニゼッティ『アンア・ボレーナ』より
・シャルパンティエ『ルイーズ』より
・プッチーニ『トスカ』より
モンセラート・カバリエ(Sp)
バルセロナ交響楽団
カルロ・フェリーチェ・チラーリオ(指揮)
録音:1964~1966年 スペイン
Disc 11~13(原盤:LSC-6202)
・ベッリーニ:歌劇『ノルマ』全曲
モンセラート・カバリエ(Sp)
プラシド・ドミンゴ(T)
フィオレンツァ・コッソット(Ms)
ルッジェーロ・ランモンディ(Bs)
アンブロジアン・オペラ・コーラス
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
カルロ・フェリーチェ・チラーリオ(指揮)
録音:1972年9月 ロンドン、ウォルサムストウ・タウン・ホール
Disc 14~15(原盤:LSC-7053)
・R.シュトラウス:歌劇『サロメ』全曲
モンセラート・カバリエ(Sp)
シェリル・ミルンズ(Br)
リチャード・ルイス(T)
レジーナ・レズニック(Ms)
ジェームズ・キング(T)
ユリア・ハマリ(Sp)
ロンドン交響楽団
エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)
録音:1968年6月 ロンドン、ウォルサムストウ・タウン・ホール
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