すでに絶版となっている食品工学図書です。
入手が困難となりつつあります。
今回在庫分のみ定価にてお譲りいたします。(新品)
食品工業NEOシリーズ
アレルギーと食品
食品開発のためのアレルギー制御・検査技術
食品工業編集部 編纂
- 矢野裕之 (独)農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所
- 後藤真生 〃
- 桑名るみ子 カルピス(株)商品開発センター
- 布藤 聡 (株)ファスマック 代表取締役社長
- 内山公子 亀田製菓(株)お米研究所
- 熊谷 武久 〃
- 小谷スミ子 十文字学園女子大学 人間生活学部
- 小川 正 (合)低アレルギー食品開発研究所
- 森山達哉 近畿大学 農学部
- 志田 寛 (株)ヤクルト本社 中央研究所
- 小田巻俊孝 森永乳業(株) 食品基盤研究所 生物機能研究部
- 高橋典俊 〃
- 清水(肖)金忠 〃
- 山本(前田)万里 (独)農業・食品産業技術総合研究機構 野菜茶業研究所
食品メーカーにおけるアレルギー対策の最前線を紹介。
A5/並製
ページ数:216頁
ISBN:978-4-7712-1203-9
発行:株式会社光琳
様々な利点のある植物工場の施工事例と新技術がこの一冊にまとめました。
【目次のご紹介】
1章、食品アレルゲンの検出と低アレルゲン食品の開発研究 はじめに 1.アレルゲンの検出 1-1 なぜアレルゲンになるのか? 1-2 アレルゲンの検出について 1-3 プロテアーゼ耐性を生じさせる原因構造 2.アレルゲンの低減化 3.食品以外の分野への応用 おわりに 2章、トランスジェニックマウスを利用した食品の抗アレルギー機能性評価技術 はじめに 1.アレルギーの発症機序 2.食品の抗アレルギー機能の検定 3.新規食物アレルギー モデルマウスシステム 4.コーヒーの抗アレルギー活性の検討 おわりに 3章、Lactobacillus acidophilus L-92株による抗アレルギー作用 はじめに 1.Lactobacillus acidophilus L-92株 2.L-92株のヒトに対する有効性 2-1 花粉症の症状改善効果 2-2 花粉曝露施設を用いた花粉症予防効果 2-3 通年性アレルギー性鼻炎改善効果 2-4 アトピー性皮膚炎症状改善効果 3.L-92株の抗アレルギー作用メカニズム 3-1 Th1/Th2バランスの改善 3-2 T細胞のアポトーシスの制御 3-3 制御性T細胞への関与 4.今後の展望 4章、アレルギー食品の検査技術 1.アレルギー物質を含む食品(アレルギー食品)の表示制度 2.アレルギー食品の検知技術 2-1 アレルギー食品を免疫学的手法で検知する方法 2-1-1 酵素抗体法(ELISA;Enzyme-linked Immunosorbent Assay) 2-1-2 ウエスタン・ブロット法 2-1-3 イムノクロマト法(ラテラルフロー法) 2-2 アレルギー食品由来のDNAや遺伝子を検知する方法 2-2-1 PCR法 3.厚生労働省(消費者庁)通知検査法 4.アレルギー食品新規検査技術の開発状況 5.アレルギー食品検査の問題点 5章、植物性乳酸菌K-2のアレルギー症状緩和作用と分泌型IgAの増加 はじめに 1. アレルギー感作マウスへの効果 2. ヒトアトピー性皮膚炎の改善 3. スギ花粉症症状の緩和 4. 唾液中sIgAの増加作用 5. 衛生仮説の観点から K-2菌配合食品の開発 おわりに 6章、高圧力を利用した食品の低アレルゲン化 -卵アレルギーの抑制技術の開発- はじめに 1.食物アレルギーの発症機序 2.食品の低アレルゲン化法 3.高圧力を利用した食品の低アレルゲン化 3-1 高圧処理技術および高圧力下での酵素処理技術によるアレルギー反応の抑制機構 3-2 高圧処理に伴うタンパク質の変性と高圧力下における酵素分解の原理 3-3 高圧処理技術による食品の低アレルゲン化法 3-4 高圧下での酵素処理技術による食品の低アレルゲン化法 4.高圧力を利用した卵白の低アレルゲン化 4-1 高圧処理方法 4-2 高圧処理技術による卵白オボムコイドの低アレルゲン化 4-3 高圧処理/酵素処理併用による鶏卵白オボムコイドの低アレルゲン化 4-3-1 高圧処理と酵素処理の併用によるボムコイドの加水分解性 4-3-2 高圧力下でキモトリプシン処理したオボムコイドのIgGおよびIgE抗体結合能 4-3-3 高圧力下でキモトリプシン処理したオボムコイドの脱顆粒反応に及ぼす影響 おわりに 7章、低アレルゲン大豆品種(ゆめみのり)の創出と加工食品の開発 1.大豆主要アレルゲンタンパク質 1-1 Gly m Bd 30K 1-2 Gly m Bd 28K 1-3 Gly m Bd 60K 2.大豆アレルゲンの低減化戦略 3.アレルゲン欠失大豆の創出 4.「ゆめみのり」の性質 5.「ゆめみのり」(東北124号)を原材料とする低アレルゲン大豆加工食品の開発 5-1 発酵食品にみられる低アレルゲン性 5-2 低アレルゲン煮豆の加工(農林水産省成果報告リーフレット) 5-3 低アレルゲン味噌 5-4 酵素消化豆乳と豆腐状食品 5-5 加工特性を保持した低アレルゲンSPI、豆乳および豆腐の製造 5-6 安全性の評価─チャレンジテスト 最後に 8章、大豆アレルギーの多様性とそのリスク低減化戦略 ~低アレルゲン大豆加工食品の開発と流通システムの構築の試み~ はじめに 1.食物アレルギーの症状の多様性 2.クラス1食物アレルギーとクラス2食物アレルギー 3.大豆アレルギーの多様性 4.主要な大豆アレルゲン 4-1 GlymBd30K 4-2 7Sグロブリン(β-コングリシニン) 4-3 Glym4 4-4 Glym3 5.低アレルゲン化大豆加工食品の開発と流通システムの構築 5-1 低アレルゲン化味噌 5-2 低アレルゲン化豆乳 5-3 低アレルゲン化煮豆 5-4 大豆クッキー 5-5 低アレルゲン化加工食品の流通システムの構築 9章、乳酸菌、特にLactobacillus caseiシロタ株のアレルギー制御作用 はじめに 1.アレルギー増加の原因 2.腸内フローラとアレルギー 3.プロバイオティクスとアレルギー 4.Lactobacillus caseiシロタ株 5.L.caseiシロタ株のTh1細胞分化誘導効果 6.L.caseiシロタ株のIgE産生抑制作用 7.L.caseiシロタ株のアレルギー抑制作用 おわりに 10章、BB536配合ヨーグルトのスギ花粉症症状改善効果およびその作用機序の検討 はじめに 1.アレルギーの増加と衛生仮説 2.アレルギーと腸内細菌 3.プロバイオティクスによるアレルギー予防および改善の試み 4.ビフィズス菌BB536配合ヨーグルト摂取によるスギ花粉症症状改善作用 5.BB536による花粉症緩和効果の作用機序解析 5-1 BB536菌体成分による免疫調節作用 5-2 花粉飛散時期における花粉症患者の腸内細菌叢動態 おわりに 11章、「べにふうき」緑茶に関する研究と商品開発の広がり 1. 「べにふうき」緑茶の機能性 1-1 メチル化カテキン類 1-2 「べにふうき」の茶葉特性とヒト介入試験 2.「べにふうき」緑茶関連の研究成果 2-1 低カフェイン「べにふうき」緑茶の製造法の検討 2-2 「べにふうき」の効率的抽出法の検討と製品開発 2-3 「べにふうき」緑茶(粉末茶)の粒子径と吸収性との関係 3.「べにふうき」緑茶を使用した製品開発 4.おわりに 索引 執筆者略歴
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