
田中英道の画期的論考、「レオナルド・ダ・ヴィンチ 芸術と生涯」(講談社学術文庫)です。定価971円(税別。現在は値上がりして1,250円になっています)。状態は未使用に近く、非常に良好です。送料は、クリックポストで185円です(※クリックポストには、厚め [梱包厚を含めて厚さ2~3cm程度] の文庫本は、重さ合計1㎏を超えない範囲で、計2~3冊程度同梱可能です)。
★内容: 万能の天才、ルネサンスの巨匠。思いつく最高の讃辞とともにその生涯と芸術について余す所なく研究し尽くされたかに見えたレオナルド。人類史に聳える至高の作品群を全く新しい眼で見つめ直し、絵の中に秘められていた驚くべき暗号を解読、レオナルド芸術の最大の謎を明らかにする。〈二重人物像〉とは何か。〈モナリザ〉とは誰か。イタリア語に訳され欧米でも大きな反響を呼んだ東洋の俊秀の画期的論考。
第1章 「自然の子」
1 子供の世界
2 幼年時代
第2章 「メディチが私をつくった」
1 ヴェロッキオと共に
2 ロレンツォ・デ・メディチとフィチーノ
3 初期の作品群
4 サンドロ・ボッティチェルリ
第3章 未完成の画家
1 ソドミーの果て
2 迷いの日々
3 妖怪の聖母とヒエロニムス像
4 「三王礼拝」図の秘密
第4章 ミラノの魅惑
1 なぜミラノに?
2 レオナルドの騎馬像
3 岩窟の聖母
4 ミラノの宮廷にて
第5章 画家は「神」となる
1 「小悪魔」との出会い
2 「絵画論」と手記について
3 「最後の晩餐」
第6章 ミラノ、ヴェネツィア、そしてフィレンツェ
1 ミラノの陥落
2 ヴェネツィアへのみやげ
3 フィレンツェに帰る
第7章 女性像と男性像
1 「女性」的世界──「聖アンナ」像について
2 「男性」的世界──ミケランジェロの批判
3 レオナルドの男性的世界──チェーザレ・ボルジアとの出会い
第8章 果たしてモナ・リザか
1 その個性的容貌について
2 イザベラ・デステの像
3 マリアの微笑
4 受胎と背景
第9章 政治と芸術
1 フィレンツェの政治
2 「アンギアリの戦い」図
3 なぜ共作か
第10章 大洪水と闇
1 背景の不思議
2 大洪水図と「聖ヨハネ」
3 ローマでの生活
第11章 晩年のレオナルド
1 画家でない「画家」
2 アンボワーズの冬
3 遺言書
★著者、田中英道は1942年、東京生まれ。都立日比谷高校を経て、1964年東京大学文学部仏文科卒業。1966年同美術史学科卒業、ストラスブール大学に留学。1969年「ジョルジュ・ド・ラ・トゥールの作品」で博士号取得。1970年国立西洋美術館研究員、1973年東北大学文学部講師、1976年同助教授、1992年同教授。1996年「ミケランジェロ・システィナ礼拝堂天上画の研究」で東北大文学博士。この間、ローマ大学とボローニャ大学にて客員教授、ベルリン大学招聘教授を務める。2006年に東北大を定年退官し名誉教授となり、国際教養大学特任教授に就任。2006年に酒田市より阿部次郎文化賞を受賞。主著に『ラ・トゥール』、『冬の闇』、『微笑の構造 レオナルド・ダ・ヴィンチの二重人物像』、『イタリア美術史』、『ルネッサンス像の転換』、『ミケランジェロ』など。
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