Roland（ローランド） VC-300HDビデオコンバーターです。
ほとんど使用されていなかったようです。
1Uのラックマウントケース入りです。
通電のみ確認しました。

サポート無しの現状渡しとなります。
雑誌の切り抜きもスクショして載せてありますので参考にして下さい。

以下AIによる商品説明になります。
参考までにどうぞ。

VC-300HD は、Roland（ローランド）が販売していたビデオコンバーターで、HD/SD-SDI、HDMI、アナログビデオ（コンポーネント、S-Video、コンポジット） の多様な映像信号を相互変換できる高性能な機器です。プロフェッショナル向けのビデオ制作環境やライブ配信、映像収録の現場で広く使用されていました。

VC-300HDの主な特徴

1. 多様な映像フォーマットの相互変換

VC-300HDは、以下のような入力・出力フォーマットを柔軟に変換可能です。
入力対応フォーマット
SDI（HD/SD-SDI）
HDMI
コンポーネント（RGB/YPbPr）
S-Video（Y/C）
コンポジット
出力対応フォーマット
HD/SD-SDI
HDMI
コンポーネント（RGB/YPbPr）
S-Video（Y/C）
コンポジット

特に、SD映像をHD映像にアップコンバートしたり、逆にHD映像をSDにダウンコンバートすることが可能なため、新旧の機材を組み合わせたシステム構築に便利です。

2. フレームレート変換・スケーリング
異なるフレームレート（29.97fps → 25fps など）や解像度の変換が可能。
1080p、1080i、720p、576i、480i など、多様な解像度をサポート。
スケーリング機能により、入力映像のサイズを適切に調整可能。

3. 音声の埋め込み/デエンベデッド
SDI/HDMIに音声を埋め込む機能（エンベデッドオーディオ）。
SDI/HDMIから音声を取り出す機能（デエンベデッドオーディオ）。
アナログ音声（RCA）やAES/EBUデジタル音声にも対応し、さまざまなオーディオ機器と連携可能。

4. フレームシンクロナイザー（Frame Sync）搭載
非同期の映像入力を同期させる機能があり、安定した映像信号の出力が可能。
特に、ライブ映像のスイッチング環境で重要な役割を果たす。

5. Genlock対応
ブラックバーストやトライレベルシンクなどの基準信号に対応し、複数の機器を同期可能。
プロ仕様の映像システムにも組み込める。

6. コンパクトで使いやすいデザイン
ラックマウントにも対応（1Uサイズ）。
前面パネルに操作ボタンやステータス表示があり、直感的に設定変更可能。
PC接続不要でスタンドアロン動作が可能。

用途・活用シーン
1.放送業界・プロダクション
SDとHDの混在環境での変換。
異なるフォーマットのカメラ映像を統一。
2.ライブ配信・イベント
HDMIカメラの映像をSDIに変換して中継システムに統合。
旧型機材（アナログ）と新型機材（デジタル）の接続。
3.映像アーカイブ・デジタル化
古いアナログビデオをHDに変換して保存。
過去の映像資産を最新のシステムで再生可能に。

まとめ

VC-300HDは、多彩な入出力端子を備え、フレームレート変換、オーディオエンベデッド/デエンベデッド、フレームシンクロナイザーなどの高度な機能を搭載したプロ仕様のビデオコンバーターです。放送・映像制作・ライブ配信の現場で活躍し、異なるフォーマットの映像機材を柔軟に接続できる点が大きな魅力です。

現在は生産終了しており、後継モデルや中古市場での流通が中心となっています。