DEF LEPPARD - FIRST STRIKE(CDR)
デビュー前のDEF LEPPARDを伝える幻のスタジオ作品が復刻! 単なるデモでは終わらない曰く付きの回収作品がギフト・リリース決定です。
そんな本作の正体は、1984年にリリースされ(てしまっ)たEP『FIRST STRIKE』。中身は1979年夏に制作されたスタジオ録音なのですが、単なる初期デモとはちょっと違う。『PYROMANIA』でブレイクスルーを果たしていた1985年にベルギーのFlashレーベルがリミックスし、無許可でリリース。バンド側が回収させたという曰わくのEPなのです。
実際、本作の内容/サウンドは、その出自を音で証明するもの。収録された7曲のうち4曲は『ON THROUGH THE NIGHT』ナンバーの初期バージョンですし、「Glad I'm Alive」も『THE EARLY YEARS 7981』で日の目を見た曲。いずれも試作とは言っても未完成ではなく、アレンジも演奏も(若々しさ丸出しながら)完璧に仕上がっている。
また「1979年の夏」録音というデータが正しいとすると、制作された時期はどんな状況だったのか。ちょっと時系列を整理してみましょう。
●1978年
・1月29日:スティーヴ・クラーク参加
・10月31日:トニー・ケニング→フランク・ヌーン交代
《『THE DEF LEPPARD E.P.』録音》
・11月1日:フランク・ヌーン→リック・アレン交代
●1979年
・1月『THE DEF LEPPARD E.P.』リリース
《夏:『FIRST STRIKE』制作》 ←★ココ★
《12月『ON THROUGH THE NIGHT』制作》
……と、このようになっています。すでに当時は『THE DEF LEPPARD E.P.』を出した後であり、ドラマーもリック・アレンに交代していた時期。リミックス効果なのかサウンドも素晴らしく、まさに「ON THROUGH THE NIGHT前夜」という1枚なのです。
無許可ですので正式な作品ではないわけですが、あまりに高い完成度は「デモ」と呼ぶのも相応しくない。純粋に音楽だけに注目すれば、間違いなく『THE DEF LEPPARD E.P.』と『ON THROUGH THE NIGHT』の間を繋ぐ準オフィシャルEPです。歴史に翻弄された幻作品を精緻に復刻した1枚。どうぞ、この機会にコレクションに加えてください。
★デビュー前の幻スタジオ作品がギフト・リリース。ブレイク後の1985年にベルギーのレーベルがリミックスして無許可のままリリースしたEPで、バンド側が回収させた曰く付きの1枚。「ON THROUGH THE NIGHT前夜」となる準公式作品です。
1. Heat Street
2. Answer To The Master
3. See The Lights
4. When The Walls Came Tumbling Down
5. Wasted
6. Sorrow Is A Woman
7. Glad I'm Alive
STEREO SOUNDBOARD RECORDING