1968年生まれ、米国はカリフォルニア州出身のヴォーカリストで、そのキャリアの最初期にはオルタナティヴメタル系の元祖とも言えるフェイスノーモアのリードヴォーカリストを務めた事で知られた、一般的にはメタル方面の人という認識が強いマイクパットンのソロ名義作としての第一作目。リリースはジョンゾーンのTzadikから96年のリリース。そんなメタル云々なんて先入観で本作に接すると、あまりの音像の違いにCDの中身が間違えてんじゃないか?って盤面確認したり、異次元に吹き飛ばされること請け合いで、ここにはフェイスノーモアも何もあったものではなく、では何かと言えば、マイクパットンご自身の声、例えばゲホゲホ、ゴボゴボ、キャー!!なんていうオノマトペだけで構成された音ネタによるヴォイスモンタージユ、或いはヴォイスコラージュがこれでもかと詰め込まれたその王道的内容だったという次第。しかもコレ、ガビガビに乾いたヘヴィな音響テクスチャーはあえてコンピュータ類は用いずに、カセットテープでオーヴァーダビングを繰り返したような、手工芸な感じがなんとも60年代~70年代のミュージックコンクレートを彷彿させるなど、そういう所も狙っているのがマイクパットンのマニアックな視点をも感じさせるほど。例えばこれを比較するならばフランス音声詩界隈のスーパースター2人、アンリショパンとフランソワディユフレーヌに最も近似値があり、詩のほうよりも音声に於ける音響的な側面に着目してそこをさらに追及していったこの2人の手法をそのまんま受け継いで展開させたようで、これはいったい声による電子音響なのか?或いは声によるノイズなのか?ってな印象の、まるでアンリショパンがマイクパットンという媒体を通して現代に蘇ったとしか思えないほどの凄まじい内容。という訳でいったいどうやったらヘヴィメタルから音声詩へ変遷しちゃったのか?なんて事は脇に於いといても、元々の資質としてマイクパットンの中では普通の感覚だったのかもしれず、ここからジョンゾーンとイクエモリとマイクパットンで結成した究極のライブプロセッシング電磁ノイズコラージュバンド、Hemophilliacへも繋がっていくというのがよく理解できるというのも本作の重要なポイント。必聴!!! MIKE PATTON-adult themes for voice(tzadik)
※オビ無しです。
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