自宅保管の品です。中身は大変美品ですが古いものですので、表紙など若干の経年変化はございます。ご理解頂ける方にご検討をお願い申し上げます。
わしズム vol.14
特集は、大人のための純愛論。愛を吠える漫画家5人衆。茶魔が電車男になった!?ゴー宣は北朝鮮経済制裁を考える。他に福岡伸一の狂牛病の代償を払うのは誰か?等、絶好調の盛りだくさん。
目次
巻頭言|天籟|小林よしのり
特集 大人のための純愛論
漫画|ゴーマニズム宣言EXTRA|第16章 韓流純愛ブームとニート
|小林よしのり
漫画家放談|不自由で不平等なのが恋愛 みうらじゅん×しりあがり寿×倉田真由美×辛酸なめ子×小林よしのり
短歌|念力ジェネレーション|僕とカノジョと下田課長|笹公人
神さまの住所録|「男と女」の神話学|イザナキ・イザナミ二神の愛と別れ|高森明勅
漫画|なめ子のPTSD|純潔プレイ|辛酸なめ子
評論|日本の女の「恋愛」と「純潔」 平成の世に、樋口一葉を読む|富岡幸一郎
漫画|ゴーマニズム宣言EXTRA|第17章 北朝鮮への経済制裁、その情と理|小林よしのり
エッセイ|危険な「患者の権利」|久坂部洋
長谷川三千子の思想相談室|最終回|闇きわまり光に転じる|長谷川三千子
評論|狂牛病、その代償を払うのは誰か|福岡伸一
新連載|匿名コラム|言論戦線異状なし
新連載 評論|あと二十数年後に米国の覇権は破滅する|川内康範
渡部陽一氏にインタビュー|津波とタミル、その他の報告|聞き手:小林よしのり|写真:渡部陽一
みなぽんの乙女歳時記|八十八夜|みなぽん
漫画|おぼっちゃまくん|電車男になったとぶぁい!の巻|小林よしのり
新・台湾事情|「建国の星」から「建国の障害」に転落した陳水扁|林建良
漫画 ゴーダの世界|独裁君|その9|業田良家
恋する台湾|よちよち歩きで進む台湾“教科書”改革|謝雅梅
新連載|お安い娯楽|目黒寄生虫館ことMPMの巻|末永直海
新連載 科学エッセイ|ハイドはジキルにもどれない|ケータイ電磁波のSAR値|福岡伸一
エッセイ|高座ニズム宣言|どうして落語家になってしまったんだろうの前座時代|桂歌蔵
漫画 みうらじゅん劇場|戦略|みうらじゅん
評論|混乱から内戦化するイラク、そのとき日本は!|木村三浩
漫画|いまどきガリバー|神作りの国|しりあがり寿
嫌いな日本語|育児参加|たばこの警告文|深川峻太郎
時評|危機にのたうつのか、大アジア|西部邁
読者のページ|われら、わしスト党!
秘書キシバタのPHOTO×2あきれた|岸端みな
レビューより
私のように時機を逸してこの雑誌を読むと、読む価値のある記事とそうでないものが割合はっきり分かれてくる。特集「大人のための純愛論」では倉田真由美が座談会でいっていたことをその後実行しているので、ある意味立派。掲載された「おぼっちゃまくん」は今読んでも面白い。小林よしのりのギャグセンスはさすが。
今回のわしズムは,純愛論となっていたので,自分のような恋愛経験の少ない自分には不向きかと思われましたが,かなり面白く,また,既成の概念にとらわれていない為,読み応えも十分です.特に面白かったのは,前回に引き続き行われた,しりあがり寿,みうらじゅん,くらたま,よしりんらによる座談会です.ゴー宣EXは「韓流純愛ブームとニート」という題目で,一見して相関がない2つの事象が結びついた題名になっていますが,内容を読んでみると,見事に現代日本を象徴する現象であることがよくわかります.「韓流,韓流ってうるさいなぁ」と感じていた人には,ぜひ読んでもらいたい一冊です.