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■■『茶道誌』・・・■■ ●●『なごみ』・・・●● **”（２００７年２月・通巻第３２６号）”** ■■『特集』・・・■■ ―”取り合わせ・見立て使いのコツ”― ●「茶道具を組む」・・・● **”監修―三田富子”** **”（約・３８頁）”** ★過ぎゆく季節の中で催される茶会は・いかに招く人を 喜ばせ・また自らも楽しむか・亭主の茶道具に思いを 凝らします。 道具を組むのは亭主の醍醐味・その楽しさをご紹介し ます。 ★幾通りもある・茶道具同士の組合わせから・ひとつの 調和を選び出す楽しさ。 ■発行日＝平成１９年２月１日。 ■発行所＝株式会社・淡交社。 ■サイズ＝１８×２５．５ｃｍ。 ■定価＝８４０円。 ■状態＝美品。 ●表紙に多少のキズ・ヤケが有ります。 ●本誌内に多少のヤケが見えますが ●大きなダメージは無く ●年代的には良い状態に思います。 ◆◆注意・・・◆◆ ★発行日より・経年を経て下ります。 コンディションに係らず・古書で有る事を 充分に御理解の上・御入札下さい。 ★神経質な方は入札をご辞退下さい・・！！ ●全・１２８頁・・・！！ ●特集の・・・！！ ◆「茶道具を組む」・は・約３９頁。 ●「連載」・・・● ◆陶芸家の現場・辻村唯さん。 ◆茶道具がかたる年中行事・如月。 ・（目片宗弘）。 ◆名物茶入の物語・瀬戸肩衝の名品・「在中庵」。 ・（矢野環）。 ◆海外で愛された日本の美術・螺鈿の鞍。 ・（日高薫）。 ●蒐集・資料などの・参考に・・・！！ ●探されていた方は・この機会に・・・！！ ●以下・詳細をご覧ください・・・！！ ◆掲載案内は・抜粋し掲載して下ります。 ◆掲載内容は・Ｑ＆Ａより・問い合わせ下さい。 ◆数字記載は目視です・間違いは御容赦下さい。 ◆掲載を抜粋紹介し・「タイトル」・と致します。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ ■■『特集』・・・■■ ―”取り合わせ・見立て使いのコツ”― ■■『茶道具を組む』・・・■■ **”（約・３８頁）”** ●●「茶道具を組む喜び」・・・●● ―”如月の茶会”― **”文―小澤宗誠・（茶道家）”** ★茶道具に託された亭主の心は・言葉では語り尽くされ ることではなく・客がわずかな言葉の交感と道具組か らたどり・汲みとるものです。 本来ならば語られることのない道具組の背景をお見せ します。 ―”まずは時季をテーマに”― ●この日の茶会の趣向を匂わせる待合の掛物。 ここでは二月の雪の便りが掛けられた。 ◆松永耳庵筆の葉書。 ★表具は・一文字に紺地牡丹唐草金襴・中廻 しに縹地流水花筏緞子を配している。 ◆炭火が熾った大火鉢は寒さに包まれた客へのも てなし。 ◆煙草盆は・11代一閑造。 ◆火入は・弘入造・三ツ足香炉釉。 ◆汲出しは・安田浩人造・粟田焼。 ★待合にかけらてた雪の便りが、春浅き茶会の入り口と なる。 「遠ければ 塗布由もなしおもひやる伏見の里の 雪 の下庵 東京より」。 ―”濃茶席は天神様と唐物”― ●釜は初午と若駒・炭道具は唐物。 ◆見込みの深く端正な唐物菜籠。 ★利休好みの火箸に・浄益造の象嵌鐶。 ◆清時代の蕎麦釉の香合。 ★蓋は・中国交趾田杭窯の出品を見立てたも の。 ◆馬地紋の描かれた車軸釜は浄久造。 ★蓋を切った釜の口からたちのぼる湯気が温 もりを感じさせる。 ●落ちつきを重視した濃茶席の床。 ◆床に掛けられたのは・仙厓義梵筆の・「唐渡天 神の画」。 ★宋時代の磁州窯の花入に・曙・檀香梅をい れて。 ★道具組を象徴するのが掛物。 唐に渡った天神様で、唐物の気配。 ●主客で問答を交わす茶杓の銘にも季節の言葉。 ◆茶杓は・淡々斎・銘・「年男」。 ★年男とは、その年の干支に生まれた男性の こと。 ２月３日の節分の日、炙った豆を神仏に供 えたのち、豆をまく役目を担う。 茶杓は道具拝見の最後に銘を答える茶会の 趣向の言葉で伝えやすい。 ●茶入は仕覆に入った姿の取り合わせも吟味。 ◆牡丹唐草紹○仕覆をまとった茶入。 李朝初期の青磁水指・御本茶碗・銘・「内記」。 ★濃茶席にふさわしい唐物茶入が、高麗の侘びた色に映 る。 ―”席ごとに増す春の気配”― ―”茶道具で重要なのは？”― ●薄茶席は明るく軽やかに、筍形で春の芽生えを表現。 ◆薄茶席に掛けられたのは、立花大亀老師筆の書。 ・（万葉集）。 ◆中国龍泉窯の青磁花入。 ★花入は濃茶・薄茶席ともに唐物だが、濃茶 席では建水に、薄茶席では替茶碗に和物を 用いることで唐物とのバランスをとった。 ★色合いも鮮やかに、薄茶席の床がア春の訪れを告げる。 ―”道具の・”うつり”・とは”― ●道具組は必ず置き合せて確認を。 ◆茶席の点前座に、金輪寺茶器・と・溜大棗・を それぞれ置き合せた姿。 ★亭主は、取り合わせた道具の質質量感が重 ならないよう注意する。 ◆風炉先―遠山。 ◆釜―政所・浄雄造。 ◆炉縁―奉書張・六瓢。 ◆水指―染付・松竹梅。 ◆薄器―黒茶合棗・鵬雲斎大宗匠在判。 ◆茶杓―鵬雲斎大宗匠作・銘・「山景」。 ◆茶碗―粉引。 ★水指に咲く梅の屏風の山景に広がる。 ―”時代を超え・縁を結ぶ道具組”― ●●「神仏習合の茶会」・・・●● ★昨秋、加賀山城の地で・「神仏習合」・をテーマに茶 会が開かれました。 「美に境は無い」・を心とするギャラリー無境主人・ 塚田晴加さんが組んだ茶会の道具組をご紹介します。 **”道具組―塚田晴加”** **”場所―べにや無何有”** **”協力―花井幸子／村瀬治兵衛”** ●仏の教えと神の姿が、三畳の小間を荘厳な場へと高 める。 ●「待合」・・・● ●「濃茶席・永楽庵」・・・● ―”始まりは必然の出会い”― ●桃山の志野茶碗の大らかさを・古棗の黒が受けとめ る。 ―”天平から桃山・現代へつながった道具の縁”― ●「薄茶席・方林」・・・● ●「会記」・・・● ―”寄席”― ◆待合床―魯山人筆・「壺と椿絵」。 ◆脇―狛犬。 ★平安時代末より鎌倉時代初期。 ◆汲出―黒陶・花岡隆造。 ―”濃茶席・永楽庵”― ◆床―「般若心経」・天平時代。 ◆脇―神像一対・平安時代。 ◆釜―道仁・桐地紋。 ◆炉縁―金峯山寺古材。 ・村瀬治兵衛造。 ◆水指―備前種壺・桃山時代。 ◆茶入―黒大棗・宗旦在判。 ・宗長造。 ◆仕覆―山椒緞子。 ◆茶杓―瀬田掃部作・銘・「翁」。 ◆茶碗―志野・銘・「楢の葉」。 ・桃山時代。 ◆建水―砂張。 ◆蓋置―青竹。 ―”薄茶席・方林”― ◆床―下村豊筆・「円」。 ◆花入―経筒。 ◆香合―響銅塔鋺・唐時代。 ◆棚―立礼卓・嘉門工房製。 ◆風炉―朝鮮・江戸時代。 ◆釜―真・霰紋。 ◆水指―林みちよ造。 ◆茶器―黒一閑張中次。 ・村瀬治兵衛造。 ◆茶杓―村瀬治兵作・厳島神社古材。 ◆茶碗―紅志野檜垣文・魯山人造。 ◆替―伊賀筒・魯山人造。 ◆替―彫三島・魯山人造。 ◆替―瀬戸筒・魯山人造。 ◆建水―竹・溜塗。 ・村瀬治兵衛造。 ◆蓋置―塗金・酒樽・漢時代。 ◆菓子器―響銅盆・江戸時代。 ●●「茶の湯で見出す・現代作家の新しい魅力」・●● **”談―塚田晴可”** ★神仏習合の茶会にて・古美術から現代美術まで自由に 取り合わせた塚田晴可さんに・現代作家の作品を茶道 具に用いる・「見立て」・の魅力をお話いただきます。 ●●「目利きの床飾りにみる道具組の秘訣」・・●● **”談―青井義夫”** ★仏教美術の世界では知る人ぞ知る・甍堂の主人・青木 義夫氏。 一代で名を馳せた目利きは・長年・仏教美術を茶の湯 に取り入れ・楽しんできました。 とりわけ・その表具への心遣いは並々ならぬもの。 茶の湯の道具組に古美術を取り合わせる秘訣は・その 裂使いに隠されていました。 ●時代の銀地が志功の蓮を包み・本席へとなく。 ◆熊野速玉大社の錦・（右奥）・や辻が花・印金 など・自分の好きな本紙に・満足できる表具を 施すため・何年も集めている裂。 仏教美術や古美術と同じく・裂にも織られた時 代の気分があるという。 ◆待合に・棟方志功の版画と・飛鳥時代の銅像観 音菩薩立像・同時代の鐙瓦を取り合わせる。 時代の銀地屏風の捲りで額装したことで・現代 画と飛鳥時代の仏教美術が調和する。 ●王朝の華やかさを表現した掛け軸に・品格ある白磁 と枯蓮が映る。 ◆本席には・光明皇后・蝶鳥下絵断簡丁字吹の掛 物。 平安時代の装飾経の華やかな品格を・裂の組み 合わせでやわらかく表現し・軸先の蓮がデフル ト白磁面取花入・（１７世紀）・にいれた枯蓮 の気分を繋ぐ。 ●曼荼羅の残欠の掛物には・時代の気分の香る一片の 残欠を尊んで取り合わせる。 ◆東大寺伝来の曼荼羅残欠・（鎌倉時代・益田鈍 翁旧蔵）・の掛物。 脇は東大寺三月堂に伝わる不空羂索観音像の瓔 珞など・天平時代の残欠。 ●実朝に心寄せた静謐な表具。 唐と平安の端正な姿に花を添えて。 ◆実朝日課観音の表具は・中風帯に淡黄地蓮唐草 文様型染・（室町時代）・一文字に印金・天地 に浅黄地平織紬。 ◆花入は・王子形水瓶・（唐時代）・の春日大社 伝来黒漆平文唐櫛筍及台平安時代）・にのせて。 ―”茶道具を自由に見立てるポイントを聞く”― ●●「見立て使いの心得・取り合わせのコツ」・●● **”指導・談―黒田宗光・（茶道家）”** ★昔の茶人は日常の生活用具の中から茶道具に使えるも のを見立てて使ってきました。 たとえ道具に名碗・名器画がなくとも・取り合わすこ とで茶の湯の道具組となるのが見立ての面白さ。 そこに茶人の目で表れてしまうのが・見立て使いの怖 さであり・楽しさです。 見立て使いの心得とコツを・茶の湯巧者に伺いました。 ―”（以下・白黒）”― **”Ｑ＆Ａ”** ◆Q1・茶道具を見立てるとはどういうことですか？ ◆Q2・茶道具を見立てるコツはありますか？ ◆Q3・取り合わせるコツは？ ●●「見立ての歴史」・・・●● **”文―黒田宗光・（茶道家）”** ●茶道具は何に付けても利休形。 ●堺の自由闊達な気風。 ●利休が見立てた民具。 ●古人の見立てに学ぶ。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ■入力のミスは・ご容赦下さい。 ■他の出品も・是非御覧下さい。 ■商品詳細文の転用は堅くお断り致します。 ■入札案内・・・■ ●状態はすべて点検済ですが ●見落し等が無いとは言えません。 ●見解の相違も御座います。 ●御了承・御理解の上・入札下さい。 |
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