正確なと思しきタイトルは長くて「Strange Frut Rock Apocrypha Video And Music By Destroy All Monsters History Of Detroit Culture 怪獣総進撃—デトロイト・オール・モンスターズの凄さについて」と最後の方は、日本語表記となっております。
アメリカ製 1998年 50分 もちろんライヴ映像ではありません。音楽ドキュメンタリーといえばよいのかどうかもわかりません。
始めっから終わりまで、スピード感にあふれたサイケデリックでアヴァンギャルドな映像です。
脚本(あるのか?)・監督・音楽はデストロイ・オール・モンスターズ、出演もデストロイ・オール・モンスターズのメンバーや関係者、となっております。
日本語字幕は当然ですが、ありません。
ウィキペディアには、このヴィデオについて、以下のような記述がありました。
1996年、東京と大阪で公演。東京のディープ・ギャラリーでデトロイト・オール・モンスターズの作品展示が行われた。デトロイト・オール・モンスターズはすぐに、『Strange Frt』として知られるインスタレーションと映画の制作を開始、デトロイト文化の調査である『Rock Apochrypha』。この展覧会は、60年代後半から70年代前半にかけてのデトロイトのラディカルなサブカルチャーと音楽シーンを検証する展覧会、パフォーマンス、シンポジウム、ワークショップのシリーズである「I Rip You, You Rip Me」フェスティバルで初公開され、ロッテルダムのボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館と、アーティストのベン・ショットとロナルド・コーネリセンのキュレーションによるナイトタウンで開催された。ストレンジ・フリュート Rock Apochrypha」は、2000年にワシントン州シアトルのCOCA(センター・オン・コンテンポラリー・アート)、2001年にデトロイト美術館で開催された「Artists Take On Detroit」展に出品され、完成した。この作品は、2002年にニューヨークで開催されたホイットニー・ビエンナーレにも選出された。
「Part One」となっているのは、各種メディア作品やイヴェントである「ストレンジ・フリュート」の、パート・ワンがこの映像作品という意味のようです。
作品展示をしたディープ・ギャラリーというのは確かに存在していました。映像中にも登場していたように思います。たぶん日本人と思われる方々も写っていましたし。
まあ、あまりよくわかりませんが、このヴィデオは芸術作品なんだと思います。なぜそれが私の手元にあるのかも、よくわかりません。が、非常に希少・貴重なものであることはわかります。
試聴済みです。楽しみました。
良好な状態です。