【商品の「説明】
作品名:デッサン 「Tte/頭」
モディリアーニは絵画以外に彫像も数多く作成していますが、その頭のデッサンも多く残されています。
作家名:Amedeo Clemente Modigliani/アメデオ・モディリアーニ (1884 - 1920)
主にパリで制作活動を行ったイタリアの画家、彫刻家。
芸術家の集うモンパルナスで活躍し、20世紀を代表するエコール・ド・パリ(パリ派)の画家の一人に数えられています。
エジプトやアフリカなどの原始美術と故郷イタリアのシエナ派など古典芸術の厳格性を融合させ、縦に引き伸ばされたかのような面長の顔と
アーモンド形の瞳による独自の人物画を確立し、類稀な造形性と抒情的で独特な人物表現は以降の現代芸術に多大な影響を与えました。
1901年、故郷リヴォルノを離れフィレンツェの裸体美術学校で学び始め、1903年から3年間、ヴェネツィアに滞在しマッキア派や後期印象派、
ムンク、ロートレックなど象徴主義や分離主義などの作品にも強く惹かれました。
1906年、パリへと向かい当初は、モンマルトルで活動しましたが、1909年からモンパルナスに拠点を移し、ジャン・コクトー、キスリングなど
エコール・ド・パリを代表する芸術家・画家たちや、ピカソ、ユトリロ、藤田嗣治など同時代を代表する画家と交友するも、キュビスムなど時代の
先端をゆく絵画様式とは違う独自の様式であったことや、自堕落な生活・態度であった為にパリの美術界で孤立し、長い間、異端として扱われました。
1914年にベアトリス・ヘースティングスと知り合い、その後2年間、恋愛関係となり、1915年から本格的に絵画の制作活動に入りました。
画家(芸術家)としては依然として異端扱いされるものの、この頃に画家の独創的な肖像様式を確立しています。
1917年、画学生のジャンヌ・エビュテルヌと出会い、深い恋愛関係に落ち、晩年期にようやく画家として評価され始めたものの、結核性髄膜炎
により36歳で夭折。恋人ジャンヌも数日後に画家の後を追うように自殺しています。
作品は死後、急速に値段が高騰し、10年経過した1930年に開催されたヴェネツィア・ビエンナーレでの回顧展で、ようやく20世紀を代表する
画家としての正当な評価を受けることになりました。
サイズ:(額寸) 縦62×横43×厚み2.5cm (画面寸)縦43×横30cm
材質:天然木・樹脂・紙
額装:木製(ナチュラル)フレーム
※額装込みのお値段です。
【商品の状態】
・コレクション保管していたもので、ヤケ等のない極美品です。
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特に神経質な方、状態を過度に気にされる方はご入札をご遠慮ください。
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