・書籍名 : Haworthia Revisited: A Revision of the Genus
・著者名 : Bruce Bayer
・出版社:Umdaus Press, South Africa
・発行年:1999年
・言語:英語
・形式 : ハードカバー、132×250mm、300ページ
・書籍名 : Haworthia Update Vol 1: Essays on Haworthia
・著者名 : Bruce Bayer
・出版社:Umdaus Press, South Africa
・発行年:2002年
・言語:英語
・形式 :ハードカバー、 132×250mm、72ページ
・書籍名 : The Haworthia nomenclar: a list of accepted species with some guidlines for infraspecific names
・著者名 : M.B. Bayer & J.C. Manning
・出版社:The Haworthia Society Press
・発行年:2012年
・言語:英語
・形式 : 中綴じ、210×148mm、24ページ
手元に1セットだけ余部があるので出品します。上記3冊をセットにしています。なお、本セットが当方在庫のラストとなります。
それぞれ26年前、23年前、13年前の書籍ですが、とある海外書店から新本在庫として入手しています。どれも、カバーにスレや折れ、角潰れは無く、内部も未使用のため、状態は極めて良いと思います(写真参照)。
<書籍説明>
著者は南アフリカ共和国出身のMartin Bruce Bayer(マーティン・ブルース・ベイヤー、1935〜2023)となり、カルー植物園に席を置き、世紀を跨ぐ形でのHaworthiaのオーソリティとなります。1970年代から先駆的にHaworthiaの分類学的な研究を開始し、その後、緻密なフィールドワークと共に分類学的な研究を続け、様々な書籍の出版やジャーナルへの投稿を行ってきました。残念ながら、2024年10月に逝去しました。
1982年の’The New Haworthia Handbook’をベースに、1999年当時のHaworthia(ハオルシア属)全種のアップデート版リビジョンとして’Haworthia Revisited’を発刊しました(本セット1冊目)。
その後に小分けで分類学的な変更をHaworthia update 1〜11(2002〜2012)として、やや薄めのジャーナル形式で出版し、そのうちupdate 1はハードカバー版で発売した’Haworthia update 1’として販売しています(本セット2冊目)。
2012年には、これら書籍の集大成として、シンプルな分類学リストとしてとりまとめ、B. Bayerの分類学体系の結論としています(本セット3冊目)。現在のHaworthia分類学における基本は本書群となり、重要文献の一つとなります。
Haworthiaは亜属レベルと種レベルの分類が非常に難しいようで、同種内とされていても集団間で変異が大きく、また同集団内でも様々なタイプの出る種もあります。国内では数年前に一時、流行に火が付き、選抜や掛け合わせによる改良品種や斑入り系統が、目が飛び出るような高値で取引され、多肉ハウス泥棒がニュースで報じられいたのも本属目当てが多かったと聞き及んでおります。
一方で、株はコンパクトに収まり、ある程度日照を確保できる室内でも育ち、株分けによるクローニングによってかなり簡単に増殖が効くことから、旺盛な市場の需要に応える事ができ、ポピュラーな属として国内の多肉植物市場に定着しました。現在では、多肉植物を扱っているお店で見ない事の方が珍しくなり、花屋やインテリアショップでも良く見かけます。
ポピュラーな園芸種として定着すると忘れがちですが、本書群はHaworthiaは南アフリカ地域の野生種である事をまざまざと見せてくれます。
1冊目のHaworthia Revisitedでは1999年当時のHaworthia全種の分類学的な整理をし、シノニムリスト、分布、形態記述、各地域の変異、生育環境、生態、研究課題等に感して詳細な記述を総合的に収録したリビジョンとなっており、厳しい環境の自生地での姿を多くの写真で見る事が出来ます。
2冊目のHaworthia Update Vol 1では分類学的な見直しを行なった集団について、カラー写真付きで分類学的な整理をしており、比較的コンパクトにレイアウトされていることもあり、ページ数に比して、その種数も結構な量となります。
3冊目のThe Haworthia nomenclarは、写真や図もない小型のシンプルなリストですが、他のHaworthia関係の書籍と併せてご覧いただくことで、故B. Bayerの分類学体系の結論が見えてくる重要文献になるかと思います。