写真⑨→別売のフクシマ模型の純正オプションパーツ（実車のキャブ下に写っている丸いプーリー）が見つかり追加して出品しております。

模型のED22 3ですが、2011年2月に惜しまれつつ廃業したハイクォリティーで有名だったフクシマ模型製のED22でホボ無傷です。
写真を全てご参照ください。
動力は天賞堂パワトラ２台で走行します。
車体にウェスチングハウス社の銘板付き、原形の手すり、大き過ぎず出っ張り過ぎないリベット（バランスがとれた実車さながらの丁度いいサイズのリベット表現）原形の独特な解放テコと独特な握り棒などが特徴です。
肝心のボディは、ホコリではなくプロによる塗装表現ですがお好みに合うかは....？です。車両の状態はホボ傷無しですが前照灯は超精密なダミーです。
元箱は完成品を示すBROWNのシールが貼付してあります。取扱説明書とフクシマ模型の説明書2種類そしてナンバープレートED22 1と2が付属。三男坊のED22 3を付けました。

実車のご説明
ED22 3は、松本電気鉄道（現アルピコ交通）で大切に保管されています。乗務員扉の窓がサッシ枠になった以外は、3両のED22の中で1番原形を保っています。
松本ではED301を名乗ってますが、元々は1927年アメリカのウェスティングハウスエレクトリック社から3両の輸入電気機関車を旧　信濃鉄道（松本〜信濃大町）電化完成時に導入しました。形式１の1〜3号機の3両。1937年に鉄道省により国有化し形式名ED22で大糸南線の北松本機関区に配属その後、飯田線に転じ豊橋機関区→岳南→西武→1960年に松本電鉄に移り45年間使用。もうすぐ100歳のED223ですが2005年の引退後も大切にされています。
詳しくはウィキペディアやYouTube（アルピコ交通）などの動画をご参照いただければと思います。
また、昨年の2024年11月に弘南鉄道大鰐線が2027年の廃止前提の休業と報道があった弘南鉄道大鰐線で雪カキ車キ100とコンビで活躍中のED221は旧信濃鉄道の電気機関車3兄弟のED221ですがキャブ側窓の間に長方形の固定小窓２枚が近江鉄道在籍時に追設されました。弘南鉄道のED22 1の特徴です。
ちなみにもう１両のED22 2は三岐鉄道の西藤原駅近くで保存展示されています。
また新潟県に有った旧蒲原鉄道のEL１形はコレのコピーで日本車両が製作しました。
写真⑥まで模型。写真⑦⑧が実車ですリベットの厚みやサイズ感をご参照の上、写真の模型に置き換えてイメージいただければと思います。
写真⑨は今回出てきたオプションパーツです