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ファシリテーションの教科書 組織を活性化させるコミュニケーションとリーダーシップ グロービス/著 吉田素文/執筆
ファシリテーションの教科書: 組織を活性化させるコミュニケーションとリーダーシップ 単行本 2014/10/31
グロービス (著)
図書館寄稿本。巻頭または巻末ページ、天、地などに判子跡がある場合がございます。
初版・第5刷・帯なし。カバー一部微スレ。本頁内に書込み等なく、おおむね良好。
中面はほぼよまれた形跡なし。私感ですが。
本書の構成
第Ⅰ部 議論の「仕込み」とは?
議論を適切にファシリテートするためには、そのための準備(仕込み)が不可欠です。
「仕込み」で行うべきことは、以下の3つです。
1. 議論の「出発点」と「到達点」を明確にする(第2章)
2. 参加者の状況を把握する(第3章)
3. 議論すべき論点を広く洗い出し、絞り、深める(第4章)
第Ⅱ部 議論の「さばき」とは?
「議論をさばく」= 出てくる意見をばっさばっさと整理し自身の考える方向に持っていく、のではなく、 言動をずっと「控え目」にすることです。
ファシリテーターが行うべき、「さばき」 の基本動作
1. 発言を引き出す
2. 発言を理解し、 共有する
3. 議論を方向づける
4. 結論づける
身近な状況に当てはめながら読める!
各章の最初のページは、議論の場で起こりがちな状況や、ファシリテーターが陥りがちな状況をイメージできる短いストーリーから始まります。そして、その章のポイントとなる重要な「問い」が示されます。
ぜひここでいったん立ち止まり、具体的な議論の場をイメージしながら「問い」に対して自分なりに考えてみてください。「問い」を持って本文を読むことで、より理解が進むはずです。
商品の説明
著者について
吉田 素文(ヨシダ モトフミ)
グロービス経営大学院教授
1964年生まれ。立教大学大学院文学研究科教育学専攻修士課程修了。ロンドン・ビジネススクールSEP修了。大手私鉄会社勤務を経て、2000年よりグロービスに参画。グロービスでは研修・クラスの品質管理、社内外の講師の管理・育成を統括。ケースメソッドなどインタラクティブなティーチング方法論を専門とし、実践的なティーチングメソッドの研究・実践により、多数の質の高い講師・クラスを生み出している。また論理思考・問題解決・コミュニケーション・経営戦略・リーダーシップ・アカウンティングなどの領域を中心に、プログラム・コンテンツ開発を行うとともに、グロービス経営大学院での講義、および大手企業でのアクションラーニング・セッションのファシリテーターを多く務める。共著書に『MBAクリティカル・シンキング』(ダイヤモンド社)がある。
登録情報
出版社 : 東洋経済新報社 (2014/10/31)
発売日 : 2014/10/31
言語 : 日本語
単行本 : 204ページ